昨年末といっても12月13日にお引渡しした、無垢の木と漆喰塗りと珪藻土の天井、壁仕上げに拘って仕上げたリフォームのお家に、図々しくも、先日お昼過ぎに珈琲タイムを兼ねてお邪魔してきました。
建物は50年以上前に建てられた本格木造建築のお屋敷。
お客様をもてなす為の間取りで、家族は北側に面した台所兼居間で生活し、南の素敵な庭に面した部屋は応接間や座敷と和室と広縁。
ご両親が無くなって1周忌も終わり、せっかくの明るい庭を愉しめる南側の部屋を毎日自分たちが生活する場にしたい!
そんなご要望をお聞きし、ひとつは北側の寒くって冷たいタイル張りの浴室を高断熱のユニットバスに取り換え。。。
南の庭に面する神棚や書院、仏壇、収納、広縁のある座敷を、間口の広いカウンター越しの眺めの良い窓のあるダイニングキッチンに大改造。
そして、座敷繋がりの庭の見える来客用で重厚な雰囲気の応接間を、床は小国杉の40ミリ厚の床板に、天井はローラー漆喰に塗り替え、壁はクリーム色の珪藻土に塗り替えて、新しく大改造したダイニングキッチンつながり、気さくに過ごせるリビングに模様替え。座敷に飾るべきご両親の写真はリビングに。
リビングの正面には、対面型の無垢のセンの木で設えたオーダーキッチンとその手前にはダイニングテーブル。
ダイニングでは、素敵な庭を眺めながら珈琲タイムが愉しいブラックチェリーのカウンタ―。
私はというと、そのブラックチェリーのカウンタ―で珈琲タイムを愉しみにお邪魔した次第でした!