体感するべき震度7

先日、子供の防災教育を兼ねて大阪市内にある阿倍野防災センターあべのタスカルを訪問しました。

あべのタスカルでは無料で地震、津波、火災、水害などなどを体感しながら学ぶことができる施設です。

最初は、直下型地震が起きた想定の映像が流れます。

テレビなどでもありがちな地震ドラマ仕立てですが、CMなどの忖度なしなので

話の内容が、なかなかリアルです。

ちょっと子供には刺激が使ったようで、一番下の子は映像終了後は無言でした、、、

その後は、消火器の使用訓練や煙が充満した中を移動する避難訓練。

地震が起きた直後にするべき火災防止の体験学習。

直下型地震が起きた街を再現したエリアでは、津波の到達高さを模擬津波タワーにのぼり体感。

ガラスや看板などの落下物の危険を学べるところもあり、盛りだくさんです。

最後には、お待ちかねの震度7の体感コーナー。

震度7は揺れの大きさを表す指標で揺れ方は、地震によって様々です。

この日は、阪神大震災の揺れと将来来るといわれる南海トラフ地震の揺れの再現を体験しました。

どちらも、思ったより体が動き手すりを持っていないと立てないくらいです。

左右だけでなく上下にも揺れます。

特に南海トラフの揺れは1分以上も揺れ続けます。

体感すると、これらの揺れを受けてどれだけの建物が残っているのか不安になるくらいの大きさでした。

文面で書いてもなかなか伝わらないので、ぜひ体感してもらいたいです。

そして、耐震補強が取れれていないご自宅は、耐震補強をご検討ください。

大きな地震が来てから気づいて、補強をしようとしても災害後は職人不足が顕著になり

すぐに工事ができなくなりと思われます。

災害対策は平穏のうちに進めるのが大事です!

震度7の体感コーナー