庭に井戸をつくる目的は災害時の地域の水利用でした!

東邦工業製TB式共柄ポンプ(打込み井戸用手押しポンプ)です!

以前、北摂で建てたお家の庭の、打込み井戸用手押しポンプ設置のお話です。

そのお家の庭には井戸があったわけではありません。
井戸を利用してポンプを設置したのではなく、井戸屋さんに庭の敷地下近くに井戸水を汲みだすだけの水脈があるかを調べてもらい、新規に井戸ポンプを設置しようという経緯でした。


お客さんに「元々井戸もないのに、お金かけてまで、なんでわざわざ井戸をつくるのですか?」って聞いたら・・・
「この辺の家は古い家がないから、井戸もないし、災害でライフラインを失ったとき、うちの家に井戸ポンプでもあれば、せめて水だけでも皆助かるんと思うわ」

そんな想いを聞き、井戸屋さんに割安で何とか作りたいとお願いして・・・

親しい井戸屋さんに庭地下の水脈を調べてもらったところ、地面から割と近い位置に水脈があることが確認され、早速、建物の完成後に、建物南のデッキ横地面にパイプを水脈まで打ち込み、その地面上に手押しポンプを設置しました。

古い井戸の底を洗って水深を綺麗に仕上げ、そこにパイプを立ち上げて、電動ポンプによって吸い上げ、そこに手押し井戸ポンプをつける仕事は何度かしましたが、ボランティア的な発想で、新たに作った手押しポンプの仕事は初めてでしたので、出来上がって、手押しで水を汲み上げたときは、なんか妙にうれしい気持ちになったものです。

こうした井戸工事も最近は中々少なくなりましたね!
どなたかまたさせてください!

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