私の大好きな吉野山の蔵王堂、そして、私の自慢のミシュラン認定「柿の葉寿司やつこ」に参拝とメンテナンス訪問に出かけてきました。
いつもであれば車でスイスイとひとっ飛びなんですが、今回は、電車と歩きでの訪問。
近鉄大阪線から近鉄橿原線、そして、近鉄吉野線。
降りてから吉野山ロープウェイで千本口駅(吉野駅駅前)に乗って吉野山駅(下千本)へ、そして、歩いて蔵王堂へお参り。
この夏場はかなりへばります!
それから、大改修してから16年の「柿の葉寿司やつこ」をようやく訪問してチェック開始。
建物外部は全面信州唐松板の縦張りでOSMOエボニー色で塗装したのですが、16年経っても殆ど経年劣化無し。
道路面の桧枠のガラス建具が、毎日頻繁に開け閉めして触る部分ですから若干色褪せした感じ。
信州唐松の床はOSMOエボニーの床用ワックス仕上げで、常に大勢のお客さんが出入りするために6年ほど前、一度塗り替えているのでまだまだ健全。
問題は、客席のテーブル。
当時、かなり在庫していた吉野産のトガサワラ(松科)。
今であれば浸透性シリコンワックスの表面に水の浸透に強いOSMOやアウロなどの仕上げワックスにすることで後々のメンテナンスも簡単だったのですが、当時、毎日頻繁に使い拭き掃除するための店舗用テーブル表面塗装の知識に疎くウレタン塗装をして・・・
トガサワラは木材が割と柔らかく、箸で突いた跡や持ち物の角を表面に当てるなどした傷跡がかなりビッシリ。。。
店の人は何も言わないのですが、私的にはこれは実に気になります!
厨房内も、建具類も問題なし!
今回は取り合えず、私的にはテーブルの傷を直したいため、次回訪問時にどのように対処可能かを説明してメンテをしたい!ところです。
いつものことですが、私たち施工者側の気になるところと、お客さんの気になるところ、お店として気になるところって随分違うんだな!って思います!
メンテナンスといいながらも、帰り際には、柿の葉寿司といなりを、そして、すぐ近くの「はやし豆腐」で湯葉を自宅の晩御飯に購入!