高断熱住宅の数少ないデメリットとは?

気候のいい時期になりましたね~

この時期は気温がちょうどいいので、暑い・寒いを意識することが減ってきてしまいます。

でも、新築や大規模リフォームではできれば、オールシーズン高断熱の家づくりは意識しておきたいもの。

私の家も建てる時は断熱性にこだわって、今の断熱等級でいうと6と7の間あたりの高断熱の家づくりにしました。

そのため、夏は涼しく冬は暖かい家のメリットは十分に理解しています。

ただ同時に、高断熱の家のデメリットというか気をつけておかないといけない事を体験も交えてご紹介いたしますね。

一つ目は、冬の野菜の保管場所です。

夏はいいのですが、冬は高断熱で例えば全館空調にすると家中が暖かくなります。

体にはとても良いのですが、どこも暖かいので冬野菜が思ったほど保存がきかなくなります。

じゃがいもは目が出やすくなり、大根もぶよぶよになるのが早いです。

野菜などを買い置きされる方の対策としては、あえて断熱性を低くした納戸のようなところを想定しておくのも一つの手です。

あまり温度差が出ると結露が出やすいのでそのあたりは対策も必要です。

もしくは、日当たりの悪い外部に外物置場を作るなどです。

我が家もシューズクロークが一番温度が低いので買いだめ野菜はできるだけ玄関付近に置いています。

次に、冬場は家の温度が暖かいので外の寒さを忘れてそのまま出てしまい、慌てて家にコートを取りに帰ってしまうことがあります。

そのため、コート掛けは玄関付近に設置する計画にした方が良いと思います。

あと、これはどうしようもないのですが、4月ごろは少し空気は寒いのですが日が出るとすぐに気温が上がります。

高断熱の家はある程度家の中の温度が一定になりやすいので、中間期は外との温度差が少し感じやすいです。

中間期で外が思ったより暑いときは家が涼しく感じる時もあれば、ひんやり感じることもあります。

逆に外が思ったより寒いときは、家が暖かく感じることもあれば、少し厚く感じることもあります。

これは、体感の問題なので家族感で違いが出ることがあります。子供は暑がりですし年を取ると代謝が落ちるので寒く感じたり、冷え性の方も少し寒く感じます。

高断熱でなくても体感温度の差はでるのですが、室内の温度が一定なので家族間の冷暖房のタイミングの調整が必要なことが出てきます。もちろん断熱が少ない家よりは圧倒的に快適に違いないのですが人間慣れてくるとそのありがたみが薄れがちになるんですね笑

などなどちょっとしたデメリットはありますが、メリットの方が断然多いので

費用は少しかかりますが一回工事すると、長い間そのメリットを享受できるので

新築や大規模リフォームの際には高断熱化もぜひご検討くださいね~

断熱は初期コストはかかるなど少しデメリットもありますが、メリットが長く得られるので内部を触る工事の際には高断熱がお勧めです

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