5月の爽やかな季節になりましたが
爽やかと言えば壁の仕上げを漆喰にすると室内の空気が
浄化されたような爽やかな空気感になるので家づくりの仕上げ材にはお勧めです。
『朝、ダイニングに行くと昨日の夕食の臭いが残っていなくてびっくりしました!』
これは、とあるマンションでリフォームさせていただいた住まい手さんのお話です。
リフォームに際し、壁を漆喰にされたいというご要望で、コテ塗りの本格漆喰を施工させていただいたのですが、その後のご訪問の時にいただいたお言葉です。
漆喰は、石灰を原料にして作られていて日本だけでなくヨーロッパなど世界各国で使用されている左官材料です。
漆喰には調湿作用や抗菌作用を持っているため、その性能も採用の決め手になる事もあります。コロナ禍でもその効果は注目されました。
さらに消臭効果も期待できるところが、漆喰の良いところ。
先日の大規模マンションリフォームでも漆喰を施工したため
工事後半では化学物質系の臭いもなく、工事中に検査に来た
スタッフも感心していました。
マンションは戸建てよりも窓が少ないので臭いがこもりがち。
そのため、臭いのちょっとした変化も分かりやすいのだと思います。
そして、意外と知られていないのは漆喰の自浄作用。
ちょっとした汚れが、徐々に薄くなっていくと、住まい手さんからお聞きすることがあります。
以前住まい手さんからジーンズを漆喰の壁にこすってしまい青い色が付いたので、
消し方を教えてほしいと言われて、行ってみたのですが、どこに色がついているのか分からないくらいになっていました。
住まい手さんも、連絡するまで時間が経っていたので、自浄作用が働いたのかなぁ、と苦笑い。
他にも絵葉書のインク?が壁についてしまったものも薄くなっていった例もありました。
もちろん、完全に消えるほど自浄作用は強くないので、子供の手垢など強固な汚れ(!)には対抗できませんのであしからず。
自然素材で体に優しい材料の漆喰。
爽やかな空気感は、漆喰の家ならではの特徴です。
在宅される事が多い方はぜひ漆喰の仕上げもご検討くださいね!
