藤森照信さんの栗の木の建築を見てきました

先日、滋賀県のラコリーナ近江八幡へ行ってきました。

ラコリーナは和菓子のたねやがバームクーヘンのクラブハリエのブランドで展開する旗艦店です。

建築家の藤森照信氏が設計した自然見あふれる建築で、

オープン時に何度か訪問していますが、10年以上ぶりの再訪です。

当初は、周囲の木々も少なく建物自体もメインの草屋根の建物が目立つくらいでしたが、

再訪するとその背後に多数の建築物やお店が立ち並びさながら食のテーマパークのようでした。

以前勉強会で訪問時には、裏手にあった温室や倉庫を使い、農業や庭園も自前でされていたのが印象的だったのですが、

それから年数がたち木々が育っていい感じで年を経た様子が感慨深いです。

家族は、建物のよりバームクーヘンが目当てだったのですが、

私はついつい、目線が違うところに行きます。

新しい建物は栗の木で作られていて左官塗りの壁や軒天との相性も良く藤森氏の建築によく合います。

銅板を使った細工や手の凝ったガラス窓と曲線がキレイな外観は、子供たちにラピュタみたいとの感想で

独特の世界観がにじみ出ています。

これからもまだまだ成長しそうなラコリーナ。

再訪が楽しみです!

周囲の緑に埋まっていたラコリーナの中心建物
奥の建物のデテールを見て子供たちはラピュタを連想するようです
草屋根やその小窓がかわいいです
櫛引の左官の軒天と栗の木の構造材の組み合わせが良いですね
窓の周りにも栗の木。造作が凝っていますが、初期の建物のと比べると新館のほうは、、、いろいろ考えますね。