木製デッキや木製バルコニーにおすすめの材料は?

ゴールデンウィークが始まりましたね。

デッキで過ごしやすい良い季節です。
新築やリフォームでも木製のバルコニーやデッキをご要望されることが多いです。

木製バルコニーといっても使用する材はいろいろです。
一般的な所では、
杉や、ヒノキ、サイプレス
レッドシダー、松など
風合いや肌触りは最高ですが、耐用年数が少し物足りないという方も。
その場合、木材以外にも合成木材と言って樹脂と木材を混合させた人工的な木材(?)です。
見た目は、木のような感じですが材料は樹脂に近いです。
耐久性は抜群ですが無垢の木に比べ日射が当たると結構熱くなるのがデメリット。そして、値段も意外と高いです。

耐久性を求める木材となるとイペやウリン、セランガンバツなどの南洋系の材料。

名前を聞いてもピンと来ない方も多いと思います。
これらの材料はとても固く水に沈む(!)ような木です。大工さんも施工が一苦労。

ですがこれらの材は値段が高いのがネック。

そして、樹液が出る材もあるので、デッキはともかくバルコニーの使用には注意が必要です。
最近、南洋系の材料での注目はマニルカラというこれも南洋系の固い木です。
雨林などに比べると、樹液も比較的少なくイペに比べ値段がお手頃(と言ってもそこそこしますが)なので、とにかく耐久性を求めるユーザーさんにはおススメです。

デッキだけでなく木製バルコニーでマニルカラに床材を張り替えた事例。耐久性が高いです。