地震に強い塀は、何がいい?フェンス?それとも・・・

先週の6月18日は、大阪北部地震が発生した日です。あれから早いもので7年が経ちました。

いろいろな被害が出ましたが記憶に新しいのがブロック塀の倒壊です。

以降、ブロック塀の危険性が注目され、ブロック塀の補強工事や、古いブロック塀は作り変えるなどの工事が進んでいますが、まだ多くのブロック塀があります。

地震に対するブロック塀は高さを下げたりや控え壁と呼ばれる転倒防止策、そして鉄筋やしっかりとしたベース(基礎)などを施せば地震が来てもそうそう壊れにくいものです。

ただ高さが必要になるとやはりブロック塀は不安になるもの。そこでブロック塀に変わりアルミのフェンスが注目されています。

ただ、アルミのフェンスは丈夫ですが、見た目で差別化を図りたいと思っても似たような仕上がりになりがちです。

そこで、昔ながらの板塀も実は注目されています。

フェンスを気にすることにより軽量化も図られ、木の風合いが外構に深みを出してくれます。

板塀ついてもいろいろなやり方はありますが、ミツワで施工する場合は支柱はアルミに、横向きに板を貼ります。

その板は、少し透かして風が通るようにします。

天辺は雨の影響を少なくするために笠木をつけてガルバリウムでカバーをします。

板自体は塗装してもいいですし、あえて無塗装で色の変化を楽しんでもよいです。

色の塗り替えなどは必要になりますが板塀の場合は手の届く範囲なので住まい手による塗り替えもできます。

地震に対する塀は、フェンスだけでもなく味わいある板塀も候補に入れてみてくださいね~

板塀の事例。門柱を兼ねてポストやインターホン照明も設置することもできます。柱は裏側に配置すると外からは見えにくいです。