最近気温が下がってきて冬が近づいてきたことを実感してきます。
寒くなってくると冷え性の方は大変です。
私の真ん中の子供も以前は冷え性でしもやけも多くスキンケアが大変でした。
以前、全館空調を導入された住まい手から冷え性が改善した、
という話を聞いていたので室内温度の改善に取り組みました。
新しい家では全館空調ほどの空調は入れていないのですが、
断熱性を高めて断熱等級でいうと６と７の間ぐらいのレベルまで上げました。
その結果、冬はエアコン１台の運転で全室を室温１８度以上をキープしています。
その後、真ん中の子のしもやけは無くなり、冷え性も改善している様子です。
成長の過程もあるかもしれませんが、普段の室温が高い状態をキープしていると血行もよくなっているような気がします。
私は、冷え性ではないですが血圧が少し低めで寒い朝の寝起きはつらいですが、室温が上がっているので真冬でも起きてすぐ活動しやすいのが実感できています。
WHO（世界保健機関）は冬の室温について「18℃以上」を強く推奨していて、その影響も体感しているのでこれから家づくりをされる方はぜひ断熱性を高めることをおお勧めいたします。
断熱性が低い家では暖房で空気を温めていても壁や床が冷えた状態では放射熱で室温ほどの温かさを感じることができません。
さらにせっかく温めた熱も逃げてしまうので、適度な室温維持には家の断熱性が非常に重要です。
家の断熱性を高めるための方法は大きく分けて二つあります。
一つは、断熱材を入れるやり方です。
天井、壁、床に断熱材を入れることで熱を逃げにくくします。
断熱材自体の値段はそこまで高くないのですが、リフォームなどの場合はいったん現状を撤去する必要があるため、断熱材以外の工事費が高くなります。
もう一つは窓のレベルアップです。
一枚ガラスであればペアガラスに、アルミサッシを樹脂サッシにするなど窓を改造することで劇的に温熱環境を改善することができます。
窓の改造で最もコストパフォーマンスが良いのが内窓をつけることです。
工事は１日で終わり、なおかつ断熱性が高いのが魅力です。
窓が２重になるので、開け閉めや掃除などデメリットもありますが
温熱環境では様々な断熱工事の中で一番コストパフォーマンスが高いと思います。
断熱リフォームは、ゾーンごとに改修する手法もあり
リビングや洗面脱衣室など重点ポイントだけ先に工事をするのも有りです。
寒いと思ったら断熱リフォームも検討してみてくださいね～
