先月の熊本の地震で改めて直下型地震の影響の大きさを痛感しています。
地震だけのせいではありませんが今年に入って瓦屋根のご相談が増えています。
古い瓦は下に土が載っていることが多く、屋根の重量がかなり重くなっています。
木造の住居にとっても上部の荷重が大きいと揺れに対して弱くなるため、建物の重さを軽くすることが耐震上重要になってきます。
大阪では2018年の北部地震や台風21号で被害が出た家は屋根の改修が進んでいたのですが、それからはあまり屋根改修は減っていました。ところが、昨年後半から瓦屋根の葺き替えのご相談が増えてきています。
瓦屋根の葺き替えの場合、次の屋根材は軽くしたいので候補としては3つあります。
1.ルーガ等の軽量瓦・・・和風の雰囲気を残したい場合選択肢が限られるので、このルーガというパナソニックの軽量瓦の採用が多いです
2.ガルバリウム鋼板・・・デザインは大きく変わりますが、軽さでは一番軽い屋根材になります。
3.スレート屋根・・・一般的な屋根材で費用が一番安く、軽さも軽量瓦より安く済みます
以前の葺き替え工事の現場では、土が載った瓦屋根をルーガに葺き替えしました。ルーガは通常の瓦の半分くらいの大きさで軽量化も図れるうえに釘などの金物で固定するため台風に対しても効果を発揮します。
また、屋根のてっぺんの棟に棟換気金物も取り付けることで天井裏の湿気を抜く効果も期待できます。
耐震性や家の長持ちを考えると雨漏れして下地が痛む前に屋根の葺き替えの検討が効果的だと思います。

ルーガに葺き替えた屋根。和風の雰囲気を残しつつすっきりした見た目になります。


