はい、こんにちは。嵯峨根です。
先週からブログでお伝えしたいことを書かせていただいています。
いま私は特に「古民家改修」案件のご紹介を軸に書かせていただいています。
インスタグラムも一年ぶりくらいに投稿していっています。
筆不精?指不精?でお恥ずかしい、、、
一年触っていないと操作するだけでも多くの時間が経ってしまいますね。
さて、古民家改修の件を書きつつ思っている事を一つ。
「古民家改修」か「古民家リフォーム」か、
「古民家リノベーション」はたまた「古民家再生」か。
どのように表現すると、私の持つ感覚や意図を錯誤なくお伝えできるのか。
あわせて、どの言葉を使うとより多くの人の目にとまることができるのか。
そんなことを思いつつ、選び悩み選びなおしたりしています。
それぞれの言葉に対する私のイメージなどを書かせてもらうと。
(定義等のきちんとした話をしたいわけではないです。)
「改修」は業務上私がよく使ってきた言葉。
一般的な言葉でフラットな印象。だからこそかっちりしている印象。
お堅い感じかもしれない。2文字で内容を伝えられるのは素敵。
「リフォーム」、この何十年と一般的に使われている言葉。
ちょっとした修繕でも大きめな工事でも使われるので、
工事規模の振れ幅が大きい印象がある。それが悪いわけではないけども。
よく使われているので、新しさは下記「リノベーション」の方が強いかも。
文字数が多くて書きづらい。
「リノベーション」。この20年くらい前から使われている印象。
リフォームよりも大掛かりな工事の印象。ちょっとカッコよさげ?
言葉としては「改革」などの意味合いもある言葉なので、
何某の革新性?新たな価値?の付与が求められそうな言葉、という認識。
使う側が何か強めに込めたい意図を含んでそうで、
個人的にはちょっと気になって使ってこなかった言葉。
文字数がリフォームよりさらに多くてさらに書きづらい。
でも「リノベ」は気軽になりすぎて革新性が感じられず、
これまた抵抗感。身勝手な私。
「再生」。伝統的な建物や暮らしや工法などに重きを置いている印象。
「何を再生するの?」「暮らしは昔のとおりにするから「再生」?」
などと自問自答してしまう言葉。考えすぎな私。
どれもあくまで私見、私の感覚なのでご容赦ください。
回りの方々の使い方に物申す気はないです。自分の発言の時に気にしているだけです。
実はこの10年20年とモヤモヤ思いつつ、どの言葉を使うかと考えつつ、
結局は言葉のフラットさを信じて「改修」を選んできました。
でもこのご時世、SNSの広がりで昔よりさらに言葉が色々使われ、
多くの人が使用する言葉に合わせる方が、
周知の際にはご理解いただきやすいのかな、と思ったり。
(Yahoo!検索やGoogle検索で件数が多いのは「古民家リフォーム」。
Instagramのハッシュタグで件数が多いのは「古民家リノベーション」。)
言葉は使われ生きて変わって動いていくものだから、
その時々の思いに従い使えばいいじゃない、とも思ったり。
で、結局どうすんねん、と言うと、
都度都度判断しながら使っていくしかないですね。
今のところ、私の一押しは、、、「改修」、、、かなぁ、、、