ご無沙汰していました嵯峨根です。
筆不精ですみません。
昨年より行っていました古民家改修の内容をご報告させていただきます。
長年大きなリフォームもお手入れもされていなかった築100年以上の古民家。
・隙間だらけの木製建具。冬は室内で吐く息が白い。
・山からの湿気で湿潤でシロアリだらけの床下。
・小動物が入り込む天井裏。毎夜天井裏で運動会開催。
・屋外にある汲取り式便所。便槽の奈落を怖がり孫が寄り付かない。
、、、と困りごとばかり。
それならば建替えしてしまった方が良いのでは、と、
新築も検討したものの、その土地が土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)
に入っており、住宅を建てる場合は土砂崩れの土圧に耐えられる擁壁を
設置しないと新築できない地域なので、
現在ある古民家を利用した方がいいよね、ということになり、
古民家改修の話を進めていきました。
予算が限られていたので、どこまで工事で触れるのか、
地元の協力工務店さんと一緒に考えながら仕様を調整しつつ
進めていき、やっと今年の上半期で形になりました。
主だった工事内容をを申し上げますと、
・木製建具をほぼベアガラスのアルミ樹脂複合サッシに変更。
施工できる壁や天井には断熱材を施工。
・防蟻処理を床下全面行い、床下の地面に防湿フィルムを貼る。
傷んだ床組をやり替え。
・錣(大屋根の周囲になる下屋)の葺き替えに伴い、
大屋根のトタンとの間を板金にて蓋する。
・下水道に接続し、水洗トイレを新設。
などなど色々と触り、快適に住まうことのできる古民家となりました。
「冬は寒くて当たり前」の昔仕様の古民家が
快適にお過ごしいただける現代仕様になりました。
これからも末永くお使いいただきたい、と心から願っています。


左工事前、右工事後。トタン屋根の防錆塗装、外壁の張り替え、アルミ樹脂複合サッシへやり替え


左工事前、右工事後。玄関内部。上りやすいように踏台を広く設ける。


左工事前、右工事後。縁側を部屋に取り込み、サッシはやり替え。


左工事前、右工事後。キッチン幅を広げつつ、床高や天井高さを上げる。
また別でこの改修工事の内容を小出しにお伝えしようと思います。