今年の春、お会いしたお施主様方にお配りした2024年収穫の和綿の種。5月の発芽の便りからちょうど2か月が経ち、ついに開花の知らせが届きました。宮本です。
「こんなに大きくなりました!」 「花が咲き始めました!」 「こんなに小さくてかわいいんですね!」
初めて見る和綿の花の小ささに驚かれる方もいらっしゃいました。 「オクラやハイビスカスのような大きな花を想像していました…」
和綿の花はアオイ科ワタ属の植物で、オクラやフヨウ、ハイビスカスと同じアオイ科なので花の形はよく似ています。しかし、そのサイズは予想よりもずっと小さく、直径は5cmほどしかありません。
まるで朝顔のように、朝に開いた花は夕方には花びらがピンク色に変わり、閉じてしまいます。
背丈が70cmほどになったら、てっぺんをカットして栄養を枝に分け与える**「摘心(てきしん)」**をしてあげると、さらにたくさんの花が咲き始めます。
これから次々に花が咲き、開花から約50日後には実が膨らみ始めます。二十四節気の処暑の初侯**「綿柎開(わたのはなしべひらく)」**にあたる8月23日から26日頃には、実が弾け始める予定です。
今年も猛暑が予想されますが、この暑さの中でも和綿の成長を毎日楽しみに見守っています。


咲いているのを見つけました」
